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鎌倉fonteの日常

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野口のタネ

野口のタネ_f0357044_11015883.jpg
憧れの種屋さんより今シーズン初めてタネを購入。
野口のタネ・野口種苗研究所
http://noguchiseed.com/
タネの大切さについて、本も出されていますので、
興味のある方はぜひ読んでみてください。

今まで3年半、自然な農法で、はじめ2年はほとんど収穫できず、なんと芽も出ないやさいもあった。
あまりにも先が見えないので、興味本位でタネを買わずに、
じっと畑を観察して我慢してきました。
一つの答えとして、種が非常に重要だということ。
優秀な市販の日本の種は、
一般的な栽培をきちんとやってこそ、優秀な成果を上げるもので、
悪く言えば軟弱。
自然農法の畑で、さあ!自分で生きてみよ!と言われると、
ほとんど育たないのでした。
そこで出来るだけ自分でタネを採り始めましたが、
タネを採るまで(枯れて朽ち果てるまで)すべての種類を、
畑に置いておけない住宅街の事情もあります。

加えて、野生に近い野菜は今やあまりないので、
畑の成熟度によってもよく育つ育たないがあります。

菜園を持つと、
色々育ててみたいものです。
飲食店などやっていればなおさら、お客さんのびっくりしたり、
取材が来そうな珍しい野菜に走りがちです。

でもそれって本当に美味しいんでしょうか?
化成肥料を足してあげたり、病害虫の駆除に薬を使ったり・・・

その土地になじんで、環境に負けずに、
ぐいぐい大きくなる元気野菜を食べた方が、
美味しく元気になる気がします。

と言うことで、
少し自分の畑の状態もわかってきたので、
無理せず育ちそうなタイプで、美味しそうな品種を買ってみました。

楽しみです。






# by fonte22 | 2015-08-28 12:01 | 自家畑 | Comments(0)

正月用イタリアンパセリの種まき

久しぶりに晴れました!
秋冬野菜の畝の準備を緩やかにしつつ、今日はイタリアンパセリの苗を作りました。
少し前から、種をまいた後に水をやりません。
ここから、自分で感じて自分のいい時期に発芽しようとする植物の生命力が違ってくるからです。
土も畑の土です。
正月用イタリアンパセリの種まき_f0357044_12585807.jpg
何年に蒔いたか記入するのは、パセリが2年草だからです。


正月用イタリアンパセリの種まき_f0357044_12592734.jpg
この冬で2年目の畝。
お正月には達ないほど小さくなるので、新しく播種したパセリでもう一畝作ります。


晴れた日は、せっせと草刈りをして、畑中に広げておきます。
こうすると、腐敗して(本当は大切な面もありますが住宅街なので)虫やにおいが出ることもなく、
畑に藁を引いたように、干し草になるのと、
その下の雑草が光合成ができなくて生えてこないメリットがあります。
こうして草をどんどん積み重ねて土をよくするのが本来ですが、
とにかく、幾層にもなって土にかえるときどうしても腐敗から虫が発生します。
うちの畑の場合は、ご迷惑になってしまうので、ここを工夫。
前に干し草状態になったものを、一度集めて、通路に穴を掘って完全に埋めてしまいます。
作物を植える畝に直接埋めないのもポイントで、
直接埋めると土の中で発酵して作物の生育に害を及ぼします。
よく、市販の堆肥に完熟と書かれていますが、
完熟してこれ以上発行しない状態になっていないと、
虫がわいたり、熱が発生したり、ガスが発生したりとトラブルの多い土になります。
出来る作物もまずいです。
このため通路に埋める時期や順番も決めています。
発酵中の通路の土は畝の土寄せなどには使わず、一年くらいはそっとしておいています。
このやり方だと、通路が肥えて、畝がどんどん痩せます。
今まで、畝には、市役所でもらえる剪定ごみから作った植物堆肥を大量に入れて、
様子を見て、草木灰や米ぬかやふすま(全部国産)を足してきました。
外から持ち込まないのは自然農法の基本なので此処で行き詰まった時期もありました。
そんな時本に、都内の住宅地で自然農法で作物を生産しているプロの農家さんの畑のやり方を見ました。
自然栽培で何が一番大切か。
簡単ではありませんが、
自分が自然をよく観察して、自分で考える。
作物を得るために自然の力の中で何をお手伝いしたらいいか考えることだと思います。
野菜やハーブに対しても、畑の周りの方に対しても、自分はこうしたいじゃなく、
どうしたら自然栽培で心地よいか考える。
と言うことで、たくさん野菜の残渣が出た時はごみでだして、
それをたい肥にしてくれたものを相当量いただいていれる。
今は堆肥を作れる環境にない中でこのくらいのズルは大きな意味での循環といいことにしました。
そんな月日の積み重ねで、
やっと収穫できるように名てきました。
たかがパセリ。
フォンテの料理もまた、こういう小さな大切な食材の賜物で、
きっと他とは全然違う美味しさがあると信じています。





# by fonte22 | 2015-08-27 13:45 | 自家畑 | Comments(0)

秋冬野菜の準備始める

秋冬野菜の準備始める_f0357044_14252743.jpg
フォンテママです。
お盆が過ぎて、急に涼しくなりましたね。


連日猛暑日の時よりも10度以上気温が下がって、
虫の音もすっかり秋。
というか、この温度変化に夏の虫たちは急に対応できなかったのか、
あれほど作業中悩みだった、蚊やハチが全然いないです。
そんな作業のしやすさも手伝って、
ぼちぼち、秋冬野菜の準備と、夏に生やしていた草の管理作業に取り掛かっています。
菜園家のみなさんならこの時期何を植えようかな~とワクワクですよね。
私も同じく。
しかしながら、この夏は初めて、熱中症にもなって痛い目にあいましたし、
もう妊娠8か月も目前なので、コツコツ行こうと思います。
秋冬野菜の準備始める_f0357044_14035586.jpg

しかしなぜそんなに畑やるの?なんで自然農法なの?と思う方がいると思いますが、
それはズバリおいしいものが食べたいからです!
ここはここで、後日しっかり触れたいのでおいておきます。


こういう時、自然栽培の畑を見ると、ありがたいな~と思います。
一般的な栽培に比べて成長がゆっくりなので、今がまだ収穫期。
一般的な畑だともう夏野菜の収穫はほとんど終わって、
もう完全に抜いて更地にして、一回畑をリセットする時期です。
自然栽培サイクルが動き出した畑だと、慌てず、草刈敷き詰めや、
夏野菜の剪定等の資材で緩やかに土を準備して、
涼しくなって害虫が減ってから種まきをします。
積み重ねるので、完全リセットの大仕事はありません。
せっせと世話は必要ですが、無理がないことの安らかさがあります。
それでも畑が自然栽培に適応するまでは、この時期はこうしなきゃアーしなきゃと自分の中で常に焦り、
店も子育てもあるものですからすぐに精神的にパンクしそうになっていました。
でも、今は畑が自分たちのサイクルで動き出したので、本当に私はお手伝いさんです。
今はよく観察してやるべきことをせっせとやる畑作業に変わりました。
良い本とも出会いました。
ここまでわかりやすい自然農法の参考書は無かったです。
そもそも、自分で観察して積み上げることが基本なので本にならなかったのかもしれません。
それでも、育児同様、初めて挑戦する人には、結果の見えない収穫の見えない時期と言うのが大変つらいものです。
だから、これから自然農法をやってみたい方もやっている方もこの本はおススメ。
店に置いてあるのでぜひ見てみてください。


秋冬野菜の準備始める_f0357044_14185146.jpg



# by fonte22 | 2015-08-26 14:20 | 自家畑 | Comments(0)

鎌倉で畑体験したい方にお勧め!

フォンテ ママです。
今日は鎌倉の稲村である畑プロジェクトのお知らせです

9月13日(日)10:00~12:00~1年回毎月一回のはたけ部ができました!
講師は、フォンテを始めた時、はじめの畑を提供してくれた高木素子先生。
高木さんは、鎌倉野菜の産地、関谷で園芸療法の場として自らの畑を提供し、自然の力を生かした農業を実践されています。
また、庭師としてのキャリアも長いかたです。
何を隠そう、8か月の妊婦じゃなかったら私が参加したい!!プロジェクト。

自然に即した、無理のない栽培で、家庭菜園をやってみたいという方はたくさんいると思います。
でも、自然に即するって結構収穫に至るのが難しい・・・
そんな時、長く自然農法を実践されている方の畑を見ることは本当に勉強になります。
そして、お楽しみの収穫体験も~

詳しくは、以下のブログを検索してください。

みんなの稲村プロジェクト
はたけ部 2015年9月~2016年8月 参加者募集中







# by fonte22 | 2015-08-23 13:29 | 自然栽培 | Comments(0)

お知らせ

明後日17日月曜日は休まず営業いたします。代わりに19日水曜日をお休みとさせていただきます。
# by fonte22 | 2015-08-15 11:41 | Comments(0)