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鎌倉fonteの日常

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幻の鎌倉野菜、寺島茄子復活に向けて

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今は無き、鎌倉の佐助にあった蓮華寺。
 鎌倉時代に鎌倉から現在の東京にお引っ越しした蓮華寺に伝わる寺島茄子。移転先として鎌倉の光明寺もあげられていて、光明寺のの古文書にも記載が残っているそうです。
 蓮華寺が引越した江戸時代の記録にも、寺島茄子は記載がしっかりあり、現在の墨田区界隈で栽培が盛んだったようですが、関東大震災以降、栽培は激減。近年、専門機関で保管されていた種から栽培を復活させ、地元の第一寺島小学校で栽培し、今では、江戸東京野菜として認定もされています。
 そんな、寺島茄子が、昨年、数株が鎌倉に里帰りしました。私はそのうち3株を預かり、自然農フォンテ畑で育てました。そして、種取りにチャレンジ!茄子の種取りは難しいので、預かった3株のうち、一株を種取り専用として、食用に収穫しないで、型の良い茄子を晩秋まで見守り、なすが黄色に完熟してから収穫して、種取りをしました。種は100粒ほどとれました。 
 そして、今年の3月に育苗ハウスに種を100粒まきました。今年は過去にないくらいの春の寒暖差。育苗ポットをハウスに戻したり、室内へ保護したり、日々の見守りの中、3月30日に発芽が22、確認出来ました!
 上手く育てば、何百年の時を経て鎌倉生まれの寺島茄子の復活!です。嬉しい嬉しい発芽です。
 まずは、苗に育て、心ある皆様と一緒に育てて、またより多くの種を継ぎたいです!
 そして、寺島小学校のように、子ども達に地元鎌倉の伝統野菜として育て、食べて、地元愛や歴史とのつながりを感じて欲しいと、夢はふくらみます!

# by fonte22 | 2025-04-03 07:54 | 鎌倉 | Comments(0)

令和の米騒動をどうみるか

2024年8月に、スーパーで米が買えない騒動があり、以降米の値段も爆上がりして、令和の米騒動となった。

なぜか?当初、政府は南海トラフ臨時情報が出た事による消費者の買いだめと、インバウンドによる需要の拡大を理由としていた。確かに、南海トラフ臨時情報は驚いたが、周りに米を買いだめする動きは見た事がない。インバウンドにしても、外国人観光客がそんなに米を食べているのか?もし、それで日本人が食べる米が足りなくなるなら深刻なオーバーツーリズムだ。
いずれにしても、地震の恐怖による庶民の買占め+外国人観光客の沢山食べたせいと言う2つの理由は、何とも気持ちが悪いのは私だけだろうか?

あの時、新米が出たら問題ないからあと1〜2ヶ月で解決すると言っていた。
あの時、米の値段も安定すると言っていた。
現状は今年も足りなくなりそうで、値段は高いまま。

今、米騒動なぜ?と検索すると、まだ、インバウンドによる需要の拡大は、理由のひとつだが、加えて国の減反政策による生産量の減少、生産者の高齢化、災害による生産量の減少、気候変動による歩留まりの減少などをあげている。庶民が買占めた〜説は消えている。

米しか自給率を満たしていないのに、米もない。
食料自給率は37%で、
食料を生み出す、種、肥料、飼料、燃料などを多く外国に依存している事を考慮した自給率は、9%。
悲惨だ。

野菜の種も9割以上輸入。
家畜の餌も大半が輸入。
卵を作るニワトリのヒナも輸入。

食料安全保障って話題で、
国会でやっと議論してるのは大切だと思いますが、
ごはん一膳の値段は高くないなどのズレズレ発言(米の小売価格が爆上がりしただけで、農家が納める際の買取価格はほとんど上がっていない事をご存知無いとしか考えられない)や、
農地バンクで政府が農地を管理する方向により、
今、お金にならない農業を覚悟で耕作放棄地を安く借り、新規就農して頑張っている方達が農業が出来なくなる事への理解の無さ。
大規模集約型農業では、気候変動や日本の地形による畑1枚1枚の条件の違いに対応出来ない事への理解の無さ。
現場の苦労を知らなさすぎではないか?
がっかりする議論が続いている。

農業従事者全体の
65歳以上が約7割
うち、75歳以上が26%
私達は既に、高齢者に食べさせて頂いている。
メディアが、熱中症注意情報を盛んに流す中、
外出を控えるようにとの呼びかけの中、
暑い畑で働いて、みんなの命を支えてくれている。
農業には、経験値が非常に重要で、明日から新しい人には変われない。継承の時間がいる事を考えたら、時間の問題だ。

私は、一般的な慣行農法ではなく、無肥料無農薬を基本とする自然農をして、店と家族分の野菜を育てている。子ども達の為に、種や肥料や農薬(自給出来ない物を使う)を使わず栽培出来る知恵、土地、種を残したいと思うし、そんな仲間を増やしたいと、活動も始めた。

なぜ、ここで自然農を加え書きしているかというと、
過去に国家により私のようなやり方が推奨されて沢山の犠牲者が出た歴史が繰り返さないように、だ。
やっぱり自然農じゃダメなんだとは全く違う。

過去のように必要な資材や種にかかる費用を国が保障出来なくなった時に、環境保全だ純国産農産物を目指そうなどと、様々な素晴らしそうな理由付けで農民に丸投げされる可能性は無いか?

とにかく、勤勉な高齢者の農業従事者がいるうちに、何でも教えてもらいたい。と、思う。

ちなみに、米騒動、我が家は大丈夫だった。畑をやっていると、ここ数年の気候変動で作物が育たない(自然農も慣行農法も)事が多アリ、危機感から数年前から米農家さんとつながり、直接購入していた。作付け時期より前に家族の1年分をお願いする為大丈夫だった。農家から直接買う場合は玄米で買い、保管、食べる時精米するが、味が落ちたとか、減農薬や無農薬だと虫がわいたとクレームするのはやめましょう。

大丈夫だった人は他にもいる。老舗のお米屋さんとの信頼関係から、だいたい1年分をお取り置きして頂いている方。美味しいお米を食べたいかたは、断然信頼出来るお米屋さんに頼るべし。お米は生鮮食品なので、食べる時まで適切に管理して頂いて、食べる分を精米するのが断然美味しいし、そのように配慮して精米配達してくれるお米屋さんがまだある。

あ~
書きたい事がまとまりません。
最近、原稿を書くお仕事を頂いているので、
ひとつひとつ大事にしたい。
久しぶりの運動会で久しぶりに走って転ぶみたいに
文章も久しぶりは難しい。

トホホ






# by fonte22 | 2025-03-31 09:17 | 日記・エッセイ・コラム | Comments(0)

伝統野菜からのメッセージ

ここ数年、店の畑で育てる野菜を伝統野菜、固定種の野菜に切り替えて来ました。
始めた一番の理由は、より安全な作物を得たいからでした。
遺伝子組み換えまではされていないにしろ、流通している種のほとんどがF1と言う1代限りの優れた成長をする野菜。一方で種を継げない野菜。直感的に、そんな命は不自然ではないかと思いました。色々調べてみましたが、専門家ではないので安全と言い切れるほどの理解は難しく、ならば、自然の交配で出来た野菜を育てようと思った事がきっかけです。
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伝統野菜は最新の品種に比べて育ちがゆっくりです。
その上、同じ大根でも今の品種に比べて株間を広く取らないといけない物が多く、収穫も大変で、要するに効率が悪い…味もイマイチ。だから改良されちゃったんじゃない?とマイナスに捉える事が多くありました。
しかし、伝統野菜との付き合いも長くなり、徐々に考えが変わり始めました。
例えば、木曽紫蕪。葉っぱが物凄い量(今の蕪の5倍!)に成長しますが抜いてみるとコロンと普通の蕪の大きさがついているだけ。大きな葉はゴワゴワで不味そう、蕪は小さい。初めて収穫した時は、正直ガッカリしました。しかし、昔の人は、なぜこの蕪を愛して土地の名を付けてまで継承して来たのかを考え、調理してみてびっくり。しっかり塩漬けした蕪の葉の美味しい事。おあげと煮るとこれまた今の青菜にはない深〜い味わい。蕪も緻密で、正直、蕪ってこんなに香りがしたかと思う個性。それから、各地の伝統野菜を育て始めひとつの傾向が分かって来ました。冬が長くて厳しい地域の蕪は葉が多く、おそらくは葉は冬のビタミン不足を補える貴重な食料であったのかななどなど、各地の気候風土に培われた食文化を感じるようになりました。
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 初めての時はガッカリした作物にとうもろこしがあります。札幌のとうもろこし屋台で大人気だったとの品種なのに甘くないと調べると、甘くないとうもろこしにタップリ砂糖醤油を塗って屋台で焼いて出したら大ヒットしたとありました。
 もしかしたら、それから甘いとうもろこしを食べたいと品種改良されたのかな~と逆に今の甘いとうもろこし誕生の物語を思いました。
 ではなぜ昔のとうもろこしは甘くないのか?それは穀物として人類が継いで来た作物だからではないかと推察しました。少し話がズレるようですが、この昔のとうもろこしは、カラスにも台湾リスにも狙われません。きっと甘くないからです。今の甘いとうもろこしは、ありとあらゆる動物からの狙われる為、電気柵やネットで覆ったり、忌避剤を撒いたりと無事収穫するまでが大変です。昔の人はそんな対策は出来ないので、始めから狙われない甘くないとうもろこしを選んだのではないかと思いました。
 このように、他の動物が狙わない為に選抜して来たのではないかと推察する野菜は多くあります。動物が食べない紫色の野菜が伝統野菜に多いのも、頷けます。このように誰も食べない物を選んで食べて来たなんて、イジメられっ子のようで可哀想とさえ思えてきます。
 では、伝統野菜は不味いのでしょうか?
 答えはとても美味しい、ですが、条件があります。それは、調理すると言う事です。 しかも、その特性を理解して調理しないと美味しくないので、知恵や技術が必要になります。火を使う事が出来るのも人間だけ、調理するのも人間だけです。人間は、まさに弱さを補う為に知恵を働かせて発展して来たのではないかと思うのです。 自然界の中での人の立ち位置を忘れ、奢れるなかれと伝統野菜を通じて、ご先祖様たちの声が聴こえるようです。

# by fonte22 | 2025-01-11 11:39 | 家庭菜園 | Comments(0)

第一回、自然農フォンテ畑倶楽部

10月6日第一回 自然農フォンテ畑倶楽部 開催記録です。

第一回目の畑倶楽部は、座学。
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草や虫を敵としない
農薬や肥料を使わない
そんな自然農畑を始めて13年..
そんな自然農畑の野菜を食べいただきたいと店を始めて13年
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始めは、自然農?お客様の99%は?でした。
そして、3年は畑の収穫も上手くいきませんでした。
今は、一年を通じて収穫があり、料理提供出来るようになりました。どのように畑が変化し、どのように関わる私が変化して、今楽しいと感じているのかは、やはり、自然農で野菜が育つ命の循環に毎日感動するからだなとわかった事で、命の側から感じる、考える、話をする時間を作りたいとの思いを中心に、参加者さんと話し合いました。

今考えると、シェフはよく、失敗続きの畑担当の私を信じて
店のコンセプトを変えずに維持してくれたなぁと畑をテーマにお話会を終えて、改めて自分一人で成し遂げられる事などひとつも無いと気が付きました(笑)感謝

今回は、7名目の方が、参加者して下さいました。
お土産は畑がある方は、固定種、伝統野菜の種でした。
野菜も、人の気持ちにも幸せな芽吹きが広がると良いな〜と思います。
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毎月第一日曜日10時〜11:30の日程でコツコツ続けて行きたいと思います。(参加希望受け付け中)

11月3日は、13年自然農の小さなフォンテ畑で実習
12月1日は、山のフォンテ畑へハイキング

を予定しています。
また、月別にご案内をアップしますので
宜しくお願いいたします。



# by fonte22 | 2024-10-08 12:58 | イベント | Comments(0)

2024年3回目の秋胡瓜たくさん収穫

9月24日〜気温が一気に10度近く下がりました。
34度→25度
約3ヶ月、体温レベルの気温。
(神奈川県鎌倉です)
いよいよ畑の秋冬準備が待った無し!
忙しいです。
そんな中で今、胡瓜が豊作なので記録します。
播種は、
7月27日、ポットで育苗
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上手くいったのは、
神田四葉胡瓜
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伝統野菜の神田四葉胡瓜は、
ポットで長く育苗するといじけるので
本葉が出たら畑へ
8月4日
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虫除け、日よけ、保湿の為に
苗の周りに刈り草をたくさん敷き
上から防虫ネット
はじめ一週間毎日水やり
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8月17日
雨台風の水分で一気に大きくなって
防虫ネットを外す
支柱と胡瓜ネットを設置
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初収穫は、9月4日
ひと月近くたくさん収穫している。

最近の夏は長く、暑く
突然冬になる。

長い夏と短い冬の一年
夏野菜と言えばGWの連休に植え、 
お盆過ぎて片付けだす、
昔ながらのスケジュールを見直し、
9月、10月に収穫のピークが来るように
7月、8月に2回目の夏野菜を種まき、定植するやり方は
かなり利にかなう気がします。

秋冬野菜は、30度をきらないと、
栽培スタートが難しいので、
10月までは、夏野菜を収穫するスケジュールを組まないと、
9月10月の収穫が完全端境期になる。

来年はもっと大胆に
畑のスケジュールを変えてみたいです。


# by fonte22 | 2024-09-25 12:05 | 家庭菜園 | Comments(0)